タイトル未定

品質や趣味について語りたいブログ

本当にQAはテストだけしてればいいのだろうか?

ご挨拶

はじめまして、初投稿です。

都内の某Web会社でQAエンジニアになって半年足らずのひよっこで、

  • メモを残したり
  • 新たに品質関係の業務に関わることになる人の力になったり
  • 色々な方にご意見を頂きたい

と思いブログ開設に至りました。

詳細な自己紹介は、社名とかどこまで名乗っていいのか確認したり、むしろ社名を名乗るべきなのかだったり、本名にするかハンドルネームにしようか考えたりしながら別記事にする予定ですのでご了承を...。

目次

弊社のQA業務

開発チームのサポート

弊社ではQAはプロダクトのテストすべてを担っているチームではなく、サポートの必要な開発チームにのみ介入するスタンスを取っています。
基本的にテストは各開発チームが設計から実施まで担っており、 失敗できない重要な案件に主体的に介入していったり、開発チームからの依頼で参加するような感じです。
(これ弊社のいいところだと思ってます)

テスト計画書の作成やレビュー、プロジェクトマネジメント、パフォーマンステストの相談だったり探索的テストの実施などでサポートしています。

自動テスト

日々 様々なリリースがあるため、毎日E2Eテストと画像差分を取って回帰テストを行っています。 この自動テスト用のツール開発やメンテも行っております。


とある会社の話で味わう文化の違い

最近、海外のある会社の話に衝撃を受けました。 そして「品質とはなにか」「QAはテストだけ見ればいいのか」というモヤモヤを抱えることに...

フルオートメーション

テストはなんと完全オートメーションとのことでした。 googleかよ

(本当にすべての自動化はできないので、理論的に可能な箇所は、だと思ってます)

また、「人によるチェックが増えてしまうならば新たに人材はいらない」「自動化ができなければエンジニアではない」の意識だそうです。怖い。
これまた恐ろしいのが、QAがそう考えているのではなく、エンジニア全員であることはおろか、CEO、CTOもその考えであるとのこと。 (社員は80人でエンジニアは60人)

能力至上主義

実績・能力がなければ最短 1週間で切ってしまうとのこと。
この辺りは法的な制約もあり日本ではやりたくても出来ないことですが、やはり組織として洗礼するためには手っ取り早く有効な手段なのでしょうね...

また、「自分達は家族ではなくプロ集団である」と意識しており、 誰がどんな発言をしようと、それはサービスやプロダクトを良くしたいがための意見・発言であり、
「〇〇さんは無茶ばかり」だとか「△△さんがいると話が進まなくなる」だとか、 そういったギスギスした関係にはならず、仕事は仕事としてしっかり切り分けが出来ているそうで。

自分もそうなのですが、日本だとやはり遠慮したり言い出せずに抱えたままだったりすることが多いような気がします。 「ユーザーに高品質を届ける」ということを考えると、遠慮すべきでないのは明らかですが、どうしても難しいところ。
文化的、教育的な違いがこの違いを生んでいるのでしょうか、それとも別の背景があったりするんですかね...。

品質を高めることを強いられる環境

強制的に と言ってしまうと言葉が少し強いですが、これもまた大事な要素。

ユーザーテストの様子を会社全体に放送するそうです。やばくないですか...?w


まず全員がユーザーテストの様子を見るほど品質意識が高いのも素晴らしい...

そしてユーザーがある操作で躓いたら、その部分を改修しないと担当チームとしては非常にカッコ悪いわけですよね。
本物のユーザーが躓いていることで、誰も悪者にならず、かつ嫌味的でもない「空気からの指摘」によってUXの改善活動が行われているんです。


これからのQAの役割

この話は自分の中のQAの概念に大きな衝撃を与えました。

QAはこのままテスト「だけ」を行っていていいのか。

Quality Assuranceを名乗るならば、テスト以外にも品質を保証する方法を見つけ、実施していく必要があるのではないか。

品質とはなにか。本当に届けなければいけない価値とはなにか。

本当にテストで品質を保証しているのか。バグがないことを保証しているだけではないのか。

エンジニア全体の意識改革が必要ではないか。

エンジニアだけでよいのか、企画やデザイナーにも品質に関する意識や知識を持ってもらうべきかどうか。

自分の中で何が良い選択なのか、 どこまで実現可能か、それを行うのにどれほど時間が掛るのか。

葛藤しています。モヤモヤしています。


日本では品質に対する意識が薄く、まだまだQAエンジニアの認知度も高いとは言えません。

このモヤモヤは自社だけでなく、日本のエンジニア全体までスコープを広げて考える必要があると考えております。


おわりに

共感して頂けた方や、反対意見のある方、 なにかご意見があったり事例等あればご指導いただければと思います!

(規模や内容はどうあれ、独自に文化が出来上がっている組織をこういった会社のような文化に変えていくにはどうすれば良いのか、新人なりに模索しています。何か進展があれば公開して問題のない範囲で続きの記事が上がるかもです。)

また、このことに関して何らかの活動を行いたいとも考えています。 イベントのお誘いや、近い思想の団体や活動があればお教え頂けると嬉しいです。

(むしろ、ないのなら いっそ設立したいくらいの思いはあります)

追伸

かきざきさんからのコメントを受け、熱い思いから冷静になれました。

品質意識が非常に高い組織に刺激を受け、盲目的になっていたのと主語が広がり過ぎていたことを今 自覚しました。 恥ずかしい限りです。


こうあらねば、の前に、なぜ、そう思ったのかを一度引いた立場から考え、本当にそうすべきか考え直すのが大事ですね。

今回の場合 自分は、 まずはヒアリングをして、

  • どれくらいの品質意識を持っているのか
  • 個人やチームでどんな違いがあるのか
  • 変える必要はあるのか、あるならどこなのか
  • そもそもどんな品質が求められているのか

など、様々な思考材料を集めたいと思います。



ただ、主語(目的語)は大きくなり過ぎていましたが、日本における品質意識はまだまだ向上させる余地があると感じています。(テスト界隈がまだまだ狭い)

このあたりも勉強会などで QAでないエンジニアから情報を集めて分析したいですね。


熱くなるのは悪いことではないと思っていますが、周囲をちゃんと見ずに「こうあらねばならない!」を強いるのは健全ではないので 熱くなり過ぎないように今後は注意したいです...反省。