タイトル未定

品質や趣味について語りたいブログ

「QAとは」の記事に対するコメントのやり取り

例の記事

これに対してリリカルさん(@mhlyc)から頂いたコメントとやりとりをまとめたものになります。 え?記事数稼ぎ?
自分の中では語りきれなかったり、考えが及んでいなかった部分もあり、 そこを深掘りしていただけたり、伝わりにくい部分の補足が出来たような気がするのでこのようにまとめさせていただきました。


ご 本人から許可も頂いております。ありがとうございます!

結論だけ読ませろ

結論と言うようなものではありませんが、やり取りの中で私側の主張をまとめてくださいました。 正直、ここだけ読めば私の意見がどんなものかは伝わるのではないかと思います。

やりとりを順に

新人なりに ”QAとはなにか" の問いに対する自分の考えを語ってみた

目次

前置き

筆者について

興味を持っていただいてありがとうございます、halspringと名乗っている者です。

現在、web系企業に今年4月入社、配属からようやく4カ月のひよっこQAエンジニアです。

あくまで個人的な見解、意見なので賛同・反論・助言することがあれば 是非コメント等お願い致します。


現場の環境や状況が不明瞭な状態で語るよりも、どんな環境で働いてどんな考えを持ったか、どのような立場の意見かが はっきりしていた方が良いかと思うため、

少々説明を入れます。


さっさと次!という方は読み飛ばして本題だけお読み頂ければ幸いです。

 

開発文化

弊社では開発チームが企画からテストまで行います。

各チームにQAのような立場の人がいるわけではなく、別組織に近い形で必要に応じて開発チームをサポートしています。

  もっとも近くにいる独立組織のような立ち位置だと思います。  

QAの関わり方

弊社では、ヘルプを求めてきたチームもしくはリスクの高いPJに関与します。

(その他、自動テストでデグレチェックもしていますが割愛)


関わり方も様々で、

  • 開発チームへのレクチャー

  • テスト計画書の作成(ヒアリングから)

  • 開発側が作成したテスト計画書やテスト仕様書のレビュー

  • テスト仕様書作成のために観点の洗い出し

  • 開発側が洗い出した観点のレビュー

  • テストケースの作成

  • テストケースのレビュー

  • テスト実施状況の可視化

  • バグ分析

  • メトリクスの収集・分析

  • スケジュールの設定・見直し

  • PJ進行方針の提案

  • ツールの導入

  • 探索的テスト実施

等々、いくつもパターンがあります。 (むしろ パターンがないのかもしれません。)

 

ここまでツラツラと書いておいてなんですが、

予め理解して頂きたいことは「QA ≠ テストする人」の環境で育っており、その認識で今QAをしている、ということです。

 

新人なりに考えた”品質とは”

今の業務に就き、"品質とはなにか"を考えるようになりました。

この界隈では非常にあるあるな問いですが、明確なひとつの答えをもつものではないので意見が割れるところだと思います。

 

ですので、ここで述べる意見もあくまで一個人の考えです。もちろん、人間ですから考えが変わることもありますし、考えをぶつけ合ってよりよいものにしていきたいものです。


 

少し脱線しました、"品質とは"に戻ります。

私なりの"品質"の考え方は「ユーザーが本当に求めているもの(価値)を提供できているか」という軸で成り立っています。

つまり、「Aを良くすれば品質がよくなる」だとか「Bを早くすれば~」とか「Cの故障率を~」や「Dのバグを~」のようなものではないと考えています。

 

例えばWebであれば表示が早くなれば品質が上がったと言っても もちろん間違いではありません。

しかし、「ただ早くすればいい」ではないということです。


よって、よく言われる「テストをすれば品質があがる」「バグがなければ品質が高い」というのは"品質"の本質ではないというのが私なりのスタンスになります。

 

テストは何のために行うのか

テストで品質はよくなる?

ですが上記の通り、普段 私は業務でテストに関することをしている割合が多いです。

「言ってることとやっていることが違うじゃないか!」というのは早合点で、テストを行うことで品質を高めることはできます。

ただ、テストだけが全てではないですし、テストをすれば絶対に品質がよくなるわけではないと考えています。 (まさにバグゼロの落とし穴ですね)  

品質を高めるには

テストで品質を高めるためには、「テストをする目的や意図」を理解・意識しながら行う必要があると思います。

「現場で先輩がこんな感じにやればいいって言ってた」「過去のテストケースみたらこんなこと書いてた」では

そのテストでどんな品質が保証されたのかわかりません

テストをなぜ実施するのか、それは、

ある特定の要素に対して、それを保証するためです。

 

ここで言う特定の要素は、機能・速度・正確さ・効率・保守性・信頼性・安全性やそれ以外にも多岐に渡ります。

いずれにせよ、何かを保証したり確かめるためのテスト、すなわち、保証したいものがあってこそのテストなのです。


  テストの意図や目的を理解・意識してこそ、正しく設計・実施・保証ができるというわけです。

   

ではQAとは

「今度はテストが大事って話になってきてない?」はい、そうかもしれません。

テストが大事なのはもちろん認識として持っています。


ではQAはテストをしっかりと目的を意識して設計・実施すればよいのか?

それは少し違う気がしています。


テストに関することだけを行うのであれば、それはQAではなくテスターやテストエンジニアでいいのではないでしょうか。

QAは品質保証を行う業務です。ですので、品質を高めるためにできることをやるのが仕事だと思います。

組織の文化や体制によってできることは異なります。

しかし、そのできること郡の中からいかに品質を高めるために動くことができるか、がQAとしての腕の見せどころではないでしょうか。


テストを担うことしかできないのならテストで品質向上に努めるように、

一歩離れた位置にいるのなら客観的なレビューやプロセス改善、他にも開発が開発に専念するためにできることがあるはずで、

それを行うのがQAだと思っています。

明確に役割を定義せず、あえて曖昧さを持たせることが重要な気がしています。

どうせ正解はないので、自分の思うQAとは何か、を自分の中に持っていればいいと思います。

十人十色のQAがあるべきです。

理想的なQA組織って?

QAの在り方

QAは特に役員のような強い権限を持っているわけではなく(持っているところもあるかもしれませんが)、

企画段階から方向性に口を出せるような立場ではないことが多いと思っています。

(これは業界に詳しくないので確かではありませんが)

 

また、仮にそのような"強いQA組織"があったとしても、

「そんな初期段階から文句を言われるくらいなら、最初からあんたらが作ればいいじゃん」といった不満が出ないとも限りません。

(私が開発側なら少なくとも1回はそういった不満を漏らすでしょう)


QAはあくまでも開発チームに寄り添う存在であり最高の右腕で在ることが望ましいと私は思います。


開発が開発に専念するためにテスト設計をサポートしたり、バグの分析を行って作り込みを防止したり。

メンバーにテストや品質特性について質問されれば、真摯に向き合い全体の意識を高められるようレクチャーしたり。

プロジェクトがあらぬ方向を向き始めたら、一歩引いた冷静な立場から熱が冷めないようにそっと軌道を修正したり。


この絶妙さが難しく、しかしおもしろい。これこそがQAの在り方だと思います。

QAはいなくなるのが理想?

  最近まで、最終的にQAはいなくなるのが理想なのでは?と考えていました。

開発チームや組織全体の品質意識を高め、全員が他所でQAを名乗れるほどになれば"QA"という組織はその組織には不要ではないかと。

そして、それが理想なのではないか、と。


たしかに、これはQAの思い描く「夢」だと思います。

全員が自分達のような品質に対する思いを持って、正しくテストを理解して実施できる。

夢のような光景です。


ですが、品質に満場一致の充分はありませんし、十人十色の品質があるのではないでしょうか。

また、QAがいなければ誰が客観的な立場から品質を確かめることができるのでしょうか。


開発者は開発者であるが故に"純粋なユーザー"にはなれないのです。

だからこそ、一番近い他人のような一歩引いた立ち位置から開発側の思いを理解しつつ、

そのプロダクトやサービスを享受するユーザーのことも考えることができるQAという存在が必要だと思うようになりました。


「QAがいなくても全然やっていけるんじゃない?」と冗談交じりで言われるくらいの組織を作るのはもちろん間違いではなく、目指すべきだと思います。

しかし、本当にQAがいなくなってはいけない。

だからこそ、QAの思い描く「夢」なのだと私は思います。


全員が法律を学び正義の心を持って行動すれば警察は不要か、裁判官は不要か。

答えはNoで、第三者の視点は絶対になくてはなりません。

ちなみに「全くの第三者に裁いて貰えばいい」というのも誤りです。

その第三者の"本来別のことに使うはずだった時間を搾取"しています。

  そうなると、最初はうまく回っていても いつか必ず破綻すると思います。

開発チームは人の集まりであり、理想はあくまで理想のまま目指すものとして持っているのがちょうど良いのではないでしょうか。

 

おわりに

まとまっているような、まとまっていないような文章になってしまいました。

書き始めると熱くなってしまうので、話が脱線したり極端な方向に向いがちですね...


結果 第三者による客観的な助言が必要なのでQAはやっぱり必要ですね(強引なまとめ)


冗談はさておき、これは個人的な思いですので、読んでくださった皆様が異なる意見であっても否定するつもりはありません。

"十人十色の品質"があり、むしろそうであった方が健全な気がします。

拙い文章でしたが、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。

少しでも皆様が改めて何かを考えるきっかきになったり、何かの後押しになれば幸いです。


皆様の感想やご意見等、お待ちしております。

未来の自分のために自己紹介をして自分のバージョン管理をしようと思う

ごあいさつ

どうも、ご閲覧ありがとうございます。遅ればせながら自己紹介記事でも書いてみようかと思ったので自己紹介します。

定期的に自己紹介しようと思っておりますので、お付き合いください。

目次

目的

自己紹介の目的なのですが、自分を知ってもらうのはもちろんですが、 する側としてはちょっとした自己分析なのかなと思っています。

自己分析というのも、あくまでそのときその瞬間の自己分析なので、 日が経てば中身も多少変わってくると思います。


今回の目的は、読んでくださっている皆様に自分のことを知っていただくと共に、 未来の自分が自分の成長を実感できるようにバージョン管理することになります。

差分取って成長を実感したり、当時の悩みや思いを振り返れればと思っています。

自己紹介

名前とか

halspringでいきます。

本名はどうせ会えば判明しますし、それまではハンドルネームでいいかなぁと。 それまではちょっとワクワク感あったほうがいいかなってのが理由です。


超どうでもいい情報を出すと、茨城県出身です。

経歴とか

普通の四大卒です。情報工学専攻の学部卒で、研究では画像系の深層学習をやってました。

自分の手の画像を撮影しまくりました。手フェチの人より手の画像持ってたと思います(データセット1つに対して80,000枚程度で3つくらい用意した気がする)。


学生時代はバイトをせずにブログの作成・運営・売却なんぞをしてました。 広告代理店主催のサイト運営している個人事業主の交流会に招待されて参加したりしたのですが、そこにいた人達の思考が"いかに人を騙して広告を踏ませるか" だとか "ワンクリック詐欺のバナーが儲かる"だとか、信じられないような集まりで二度と関わりたくないと思い その世界から立ち去りました。

(なのでCoinhiveを非常に応援していました。残念です...)


その後はお金をあまり使わない性分なので貯金があったため 好きなことをしようと思い、macを買ってwebアプリを作ってみるなどしてました。

他に特に変わったことはしてない大学生でした。


その後、普通に就職活動し、今の会社に入りQAエンジニア1年目になります。 (所属から半年足らずのひよっこです。)

所属とか

会社名を出すと会社を背負って書かなきゃいけなくなるのと、 「なんか申請とか許可貰ったほうがいいのかなぁ」と思ったら面倒になってきたので明かしません。

が、某 L の会社です。

趣味とか

友人とゲーム(TRPGボドゲ含む)をしたり、猫と戯れるのが趣味です。

身内用にTRPGのキャラシート管理のウェブアプリを作ったりしてました。


あと小学6年生から高校3年まで部活でバスケをやっていました。 大学ではサークルで嗜む程度に身体を動かしてました。


他にはUVレジンなんかで小物とか作ったりを たま〜にやります。

やってみたいこととか

勉強会とかイベント参加

あまり参加したことがないので積極的に参加してみたいです。 テストに関する知識もほとんど持っていないので、有識者から色々なお話をお聴きしたいですね。

実績を残したい

過去に自分の名前でググってみたらAV女優くらいしかヒットしなかったので、 ちょっと頑張ってみようと思ったまま今に至ります。

書籍やらLT登壇やら、業界に貢献する形で名を残したいですね。

JSTQB FL合格

まずはFLからしっかり学んで合格したいです。 年に2回のチャンスであることと 受験料が決して安くないので、確実にしてから迎えたいですが、テストと同じで”絶対はない”ので頃合いを見てチャレンジですね。

悩みとか

食事

悩みというほどの悩みではなかったのですが、摂食障害を持ってます。 選択的摂食障害というやつなので興味があれば調べて見るとおもしろいかもしれません。

簡単に説明すると、特定のものしか食べられない障害です。 食べられると認識しているもの以外は恐怖を感じます。「これ食べられないの〜?」って感じのジョークで口元に食べ物を近づけられると本当に怒ります。 虫を口に入れられそうになってるようなイメージです。


自分は軽い部類なので、食べられるものは比較的多いです。

が、やはり交流の場には食事がつきもので、 自分は食べ物に対しての恐怖心と、全く手を付けていない食事に数千円取られるのがつらく、あまり参加してきませんでした。


克服できるものでもありませんが、お金に余裕が出てくれば多少我慢してでも外に出ないとなぁと思ってます。

健康問題

新卒1年目ながら健康診断で"要精密検査"になってしまったので、ちょっと健康に気を使いだしてます。

周辺地域のバスケサークルに参加して隔週くらいでバスケをしたり、 ジムに通ったりなどし始めました。

次回の自己紹介まで続いているといいですね。

コミュニケーション力不足

上記の摂食障害でも触れしたが、社交の場に慣れておらず、頑張って参加した個人事業主の交流会で嫌な思いをしてしまったため、本格的に苦手になっています。

また、父親がヤベェヤツで顔色を伺って行動していたりもしていたので、それも多少影響しているのかなぁと思っています。


父親に関しては興味があれば聞いて頂ければいくらでもお話します!

幼少期からあまり恵まれているとは言えないような(母親には恵まれましたが)環境だったので、強いコンプレックスを持って生きているので、恵まれた家庭環境で育った話も苦手分野です。 流石に乗り越えなければ行けない壁なので、ちょっと引きずりすぎてて恥ずかしい限りです。

おわりに

コミュニケーションが現状 一番の課題なので、 もし少しでも気になっていただけたらお声をかけて頂けると嬉しいです。

(本当は自分からお声をかけられればよいのですが...)


未熟者ですが色々な場に出没したいと思っているので、もしお会いする機会があればよろしくお願い致します!!

認知バイアスの話を絡めつつ思考の呪いを解きたい

ご挨拶

どうも、halspringです。とりあえず このままhalspringを名乗ります。

需要のない自己紹介はまた後日。

前回はポエムでしたが今回は新人さん向けな気がしてます。

目次

正解思考の呪い

さっそく何を怪しげなと思われるでしょうが、焦らずじっくりお読み下さい。

ただ、筆者は特にこの道の専門家ではありませんので、100%盲信は危険です。 また、バイアスについても誤った解釈があったり、心理学や行動経済学が混ざっていたりする可能性もかなりあるので「そう考えてる人もいるのね」程度にお付き合いください。

***は のろわれてしまった!


我々は正解思考に呪われています。 国が定めた義務教育の元、「テストで高い点を取ること」を「正しい」と定義され9年間を過ごします。

そこから高校受験を経て、さらに3年間の正解思考を刷り込まれ、約半分の人がセンター試験を受けて大学進学を試みます。


大学進学後は大半の学生はサークルや部活に属し、先輩や同学科の学生から過去問を仕入れ、徹夜で"試験の対策"をします。

その後、卒業論文では特に理系が、さらに言うと理学部あたりが悲鳴を上げていますよね。

「研究室行きたくない」「論文やる気でない」「にゃーん」と。


それもそのはずです。卒業論文には正解はありませんから。

これまでの"正解"を追いかけるよう刷り込まれた思考ではつらいことです。


どこかで良い恩師や著書に出会っていれば、この正解思考の呪いを回避出来たかもしれません。 が、ほとんどの人は残念ながらそんなにうまく出会えません。

のろいをとく

さすれば わが教会に 500ゴールドの ご寄付を

呪いを解くには呪いを知らねばなりません。

ちなみに、「あー、そーゆー人いるよね〜」とか思っちゃった人は完全にバイアス掛かってます。 バイアスが存在しない人はいないため、"自分は大丈夫"と思い込むバイアスが掛かっています。

ここで改めて断っておきますが、 自分はこの手の専門家でもなければ研究者でもありません、一個人の見解として参考程度に留めて頂ければと思います。

敵を知り己を知れば百戦殆うからず

ここで言う己とは義務教育によって成功思考を刷り込まれた我々、 敵とは入り込んで来た成功思考を指します。

まず、小学校時代にひたすら「正解すると褒められる、不正解だと怒られる」というまるで強化学習のような生活をほぼ強いられます。

ここでさらにハロー効果を受けます。 有名な人や偉い人の言葉は正しいと感じてしまう認知バイアスですね。 教員が絶対的な存在のこの時代に、既に刷り込みは始まっています。

また、この環境下に置かれることで、バンドワゴン効果や認知的不協和のような認知バイアスの影響を少なからず受け、正解思考の形成が始まります。 (みんながそう言ってるならそうだろう、がバンドワゴン効果。今まで行なっていたことや考えていたことと矛盾する情報に不快感を覚えるのが認知的不協和です。)


さらに、ここで育った思考に対して受験というビッグイベントを重ねられることで、より強い報酬と罰の訓練が脳内で行われます。

そうなると、しっかりと理論を考えたりする思考よりも、成果に繋がりやすい思考を意識するようになり、勉強の仕方も自然とシフトしていくことでしょう。


また、挫折(受験に失敗)をしていない人の方がより強く正解思考に呪われやすいと思っています。 これまでの積み重ねが間違っていないと、都合の良い情報を切り取って正解思考をより強固なものにしてしまうからです。(確証バイアス)

バイアスをなくす?

では、バイアスをなくして考えられるのが理想です。

しかし、バイアスを完全になくすことはできません。


では、どうすれば良いか。

これがなかなか難しいのですが、

バイアスをなくすことは出来ませんが、バイアスに気がつく事は出来ます。


よって、バイアスを知って付き合っていくことが大切です。

なんか胡散臭くなってきましたね、わかります。

ですが、これが結構おもしろく、 「あれ?これって◯◯バイアス掛かってね?」と思う瞬間があります。


CMや広告でも、「ハロー効果狙ってるじゃーん」とか、占いや診断に対して「めっちゃバーナム効果じゃーん」とか思って冷静になれます。

品質に関してですと、「あ、今 コンコルド効果受けて考えてたな」とか「その評価IKEA効果入ってない?」とか、あります。

で、どうすればいいの?

まずはバイアスについて少し調べてみるといいと思います。 自分は専門ではないので軽く調べたり読み物を見ている程度ですが、結構おもしろいです。


あとは「なぜ?」を自分に問う癖を身につけることです。

これ、なかなか自分も出来ていないのですが、 「なぜ」その結論に至ったのか、「なぜ」そう感じたのか、「なぜ」この課題に取り組んでいるのか。


初投稿の記事では熱くなったまま勢いで書いたため、この「なぜ」を考えることが出来ておらず、

「エンジニア組織はこうあるべき」と思い込んでしまいました。

「なぜ」そう思ったのか、それは「話に聞いた組織の意識が素晴らしく、良品質なサービスを作るためにそうありたいと感じた」からです。


冷静に考えれば、この「感じたこと」と「あるべき姿だ」の間に乖離があると気付けたと思います。

変えようと思っている組織の人はどんな品質意識を持っているのかを考える視点が見てなくなっていることに気が付けたかもしれません。

無意識のうちに、登場人物(ステークホルダー)を絞り込んだり決めつけていることに気が付けたかもしれません。

あとがき的なもの

自分への戒めも込めて、今回この記事を書いてみました。 また少し熱くなっているので、なにか失念している部分があったりするかもしれません...。

(構成が変なのは文章力不足で、おそらくバイアスではないのでそっと見守ってください)


技術的にも人間的にも思考的にもまだまだ未熟者で、なにを生意気なこと言ってんだと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、

どうかアウトプットの練習と備忘録、奮闘の歴史として温かく見守って頂ければと思います。


しつこいとは思いますが、 当記事で用いたバイアスに関する言葉は誤っている可能性があるため、妄信せずご自身でお調べになって正しく身につけて頂きたく思います。

また、書かれている内容は一個人の思考についての見解であり、別に義務教育が悪いだとか政治がどうだとかは一切関係ありませんので、そのあたりのコメントは心の中に押し殺して頂きたく思います。


それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。

本当にQAはテストだけしてればいいのだろうか?

ご挨拶

はじめまして、初投稿です。

都内の某Web会社でQAエンジニアになって半年足らずのひよっこで、

  • メモを残したり
  • 新たに品質関係の業務に関わることになる人の力になったり
  • 色々な方にご意見を頂きたい

と思いブログ開設に至りました。

詳細な自己紹介は、社名とかどこまで名乗っていいのか確認したり、むしろ社名を名乗るべきなのかだったり、本名にするかハンドルネームにしようか考えたりしながら別記事にする予定ですのでご了承を...。

halspringで行くことにしました。以後、お見知りおきを。

目次

弊社のQA業務

開発チームのサポート

弊社ではQAはプロダクトのテストすべてを担っているチームではなく、サポートの必要な開発チームにのみ介入するスタンスを取っています。
基本的にテストは各開発チームが設計から実施まで担っており、 失敗できない重要な案件に主体的に介入していったり、開発チームからの依頼で参加するような感じです。
(これ弊社のいいところだと思ってます)

テスト計画書の作成やレビュー、プロジェクトマネジメント、パフォーマンステストの相談だったり探索的テストの実施などでサポートしています。

自動テスト

日々 様々なリリースがあるため、毎日E2Eテストと画像差分を取って回帰テストを行っています。 この自動テスト用のツール開発やメンテも行っております。


とある会社の話で味わう文化の違い

最近、海外のある会社の話に衝撃を受けました。 そして「品質とはなにか」「QAはテストだけ見ればいいのか」というモヤモヤを抱えることに...

フルオートメーション

テストはなんと完全オートメーションとのことでした。 googleかよ

(本当にすべての自動化はできないので、理論的に可能な箇所は、だと思ってます)

また、「人によるチェックが増えてしまうならば新たに人材はいらない」「自動化ができなければエンジニアではない」の意識だそうです。怖い。
これまた恐ろしいのが、QAがそう考えているのではなく、エンジニア全員であることはおろか、CEO、CTOもその考えであるとのこと。 (社員は80人でエンジニアは60人)

能力至上主義

実績・能力がなければ最短 1週間で切ってしまうとのこと。
この辺りは法的な制約もあり日本ではやりたくても出来ないことですが、やはり組織として洗礼するためには手っ取り早く有効な手段なのでしょうね...

また、「自分達は家族ではなくプロ集団である」と意識しており、 誰がどんな発言をしようと、それはサービスやプロダクトを良くしたいがための意見・発言であり、
「〇〇さんは無茶ばかり」だとか「△△さんがいると話が進まなくなる」だとか、 そういったギスギスした関係にはならず、仕事は仕事としてしっかり切り分けが出来ているそうで。

自分もそうなのですが、日本だとやはり遠慮したり言い出せずに抱えたままだったりすることが多いような気がします。 「ユーザーに高品質を届ける」ということを考えると、遠慮すべきでないのは明らかですが、どうしても難しいところ。
文化的、教育的な違いがこの違いを生んでいるのでしょうか、それとも別の背景があったりするんですかね...。

品質を高めることを強いられる環境

強制的に と言ってしまうと言葉が少し強いですが、これもまた大事な要素。

ユーザーテストの様子を会社全体に放送するそうです。やばくないですか...???


まず全員がユーザーテストの様子を見るほど品質意識が高いのも素晴らしい...

そしてユーザーがある操作で躓いたら、その部分を改修しないと担当チームとしては非常にカッコ悪いわけですよね。
本物のユーザーが躓いていることで、誰も悪者にならず、かつ嫌味的でもない「空気からの指摘」によってUXの改善活動が行われているんです。


これからのQAの役割

この話は自分の中のQAの概念に大きな衝撃を与えました。

QAはこのままテスト「だけ」を行っていていいのか。

Quality Assuranceを名乗るならば、テスト以外にも品質を保証する方法を見つけ、実施していく必要があるのではないか。

品質とはなにか。本当に届けなければいけない価値とはなにか。

本当にテストで品質を保証しているのか。バグがないことを保証しているだけではないのか。

エンジニア全体の意識改革が必要ではないか。

エンジニアだけでよいのか、企画やデザイナーにも品質に関する意識や知識を持ってもらうべきかどうか。

自分の中で何が良い選択なのか、 どこまで実現可能か、それを行うのにどれほど時間が掛るのか。

葛藤しています。モヤモヤしています。


日本では品質に対する意識が薄く、まだまだQAエンジニアの認知度も高いとは言えません。

このモヤモヤは自社だけでなく、日本のエンジニア全体までスコープを広げて考える必要があると考えております。


おわりに

共感して頂けた方や、反対意見のある方、 なにかご意見があったり事例等あればご指導いただければと思います!

(規模や内容はどうあれ、独自に文化が出来上がっている組織をこういった会社のような文化に変えていくにはどうすれば良いのか、新人なりに模索しています。何か進展があれば公開して問題のない範囲で続きの記事が上がるかもです。)

また、このことに関して何らかの活動を行いたいとも考えています。 イベントのお誘いや、近い思想の団体や活動があればお教え頂けると嬉しいです。

(むしろ、ないのなら いっそ設立したいくらいの思いはあります)

追伸

かきざきさんからのコメントを受け、熱い思いから冷静になれました。

品質意識が非常に高い組織に刺激を受け、盲目的になっていたのと主語が広がり過ぎていたことを今 自覚しました。 恥ずかしい限りです。


こうあらねば、の前に、なぜ、そう思ったのかを一度引いた立場から考え、本当にそうすべきか考え直すのが大事ですね。

今回の場合 自分は、 まずはヒアリングをして、

  • どれくらいの品質意識を持っているのか
  • 個人やチームでどんな違いがあるのか
  • 変える必要はあるのか、あるならどこなのか
  • そもそもどんな品質が求められているのか

など、様々な思考材料を集めたいと思います。



ただ、主語(目的語)は大きくなり過ぎていましたが、日本における品質意識はまだまだ向上させる余地があると感じています。(テスト界隈がまだまだ狭い)

このあたりも勉強会などで QAでないエンジニアから情報を集めて分析したいですね。


熱くなるのは悪いことではないと思っていますが、周囲をちゃんと見ずに「こうあらねばならない!」を強いるのは健全ではないので 熱くなり過ぎないように今後は注意したいです...反省。