テスト以外でQAが貢献できる活動
独りアドベントカレンダーの8日目です。
誰がなんと言おうと8日目です。投稿日は見ちゃダメ。
お題
アジャイル開発に関わるQAエンジニアが、テスト計画、テスト設計、テスト実行、不具合報告などメジャーなテスト作業以外でプロジェクトに貢献できる「活動」としてはどんなものが考えられますか?
DMにて頂きました、お題の提供ありがとうございます!
前日の記事でQAエンジニアとしてのお仕事について書きましたので、そことは少しズラした観点でどんなことが考えられるのか書いていきます。
テスト以外の関わり
参拝
冗談のようなものから...
はい、お参りに行ったりします。
考えるだけ考えて、尽くすだけ尽くして、
「あとは祈るだけだ...!!」ってときありますよね?
なのでちゃんと全力で祈ります。
アジャイル関係ないので、ちゃんとした内容書きますね。
ツールの導入支援
テストツールに限る必要はないですが、自分達の得意分野で合ったほうが良いと思います。
より開発しやすくなるのなら、より効率良くなるのならツールの導入支援もQAエンジニアの活動に入ると思います。
ただし、むやみにツールを入れればいいわけではなく、チーム内の課題を解決するために適しているものがあれば程度にしたほうが良いと思います。
あまりちゃんとしたツールでなくとも、例えばbotでも良いです。
自分はよくチーム内で面倒事や忘れがちなものがあればすぐbot化してslackで通知させたりしています。
スクラムマスターではないですが、チームが気にしなくてもよいことはチームが気にすることのないようにしてあげた方が良いですよね。
ペアテスト
(メジャーなテスト活動ではないのでおそらくセーフ)
開発者とペアになって探索的テストをするなどいかがでしょう。
ペアでなく、モブでも構いません。
テスト側がどう考えているのかを開発側が知ることもできますし、開発者の目線をテスト側が知ることもできます。
仕様を確認するときも知っている人が隣にいるのですぐ聞けます。
雑談
プロジェクトに直接関係のない話もできますね。
「最近調子どうですか?」「ちゃんと寝れてます?」など体調の話が特に自分は好きです。
プロジェクトに対して不安なことを聞くときに、個人的(プライベートでも)に悩んでいることを差し支えない範囲で質問しています。
体調が悪いときはパフォーマンスが下がりますよね。
もちろん、急にお休みしてしまう可能性もあります。
機械と一緒に仕事をしているわけではないので、そのあたりも考えてケアしてあげるくらいの気持ちでいたほうが良いでしょう。
言い方はアレですが、立派なプロジェクトリスクです。
(もちろんそんな冷たく「仕事だから」みたいなものではなく、本心から心配なのできいていますよ。念の為。つらい思いをして欲しくないのです。)
いること
これは我々の組織の関わり方だからかもしれませんが、
いるだけでも違うらしいです。
定例に混ざってプロジェクトを見てくれている、
テスト仕様書のレビューに入ってくれている、
探索的テストでQA側も見てくれている、
それだけで「心強く、安心してプロジェクトを進められた」と言ってくださります。
ありがたい...
チームが精神的に安心できるように、より快適になるためにできることは、
できる限り叶えてあげることも(やり過ぎではあるかもしれませんが)大事だと思っています。
自分は、良いプロダクトが不幸な現場から生まれるとは思いません。
良いプロダクトは、良いチーム、良い環境からこそ生まれるものだと思います。
ですので、自分は品質を良くするためにこれらの活動をとても大切に思っています。